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無料で楽しめる「SEGA CHALLENGE!ぷよぷよプログラミング JavaScript & HTML5」

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無料で楽しめる「SEGA CHALLENGE!ぷよぷよプログラミング JavaScript & HTML5」

アラフォーのお父さんであれば子供の頃遊んだなあという記憶があるかもしれませんが、ぷよぷよは1991年に発売されたいわゆる落ち物パズルゲームで、テトリスに似た人気のある国産ゲームです。
元々コンパイルという会社が開発していましたが、現在はSEGAがゲームを引き継いで開発されています。

「SEGA CHALLENGE!ぷよぷよプログラミング JavaScript & HTML5」は2020年6月から開始された、ぷよぷよのゲーム素材(画像)を使い、実際にプログラミングコードを書いて動かす無料のサービスです。
プログラミングには「Monaca」と呼ばれるブラウザ上(Edgeやsafari、Chromeなど)で動作するプログラミングソフトを使います。

必要なもの

必要なもの

公式サイトに必要なものとして
・パソコン
・インターネット
・メールアドレス
・プリンター
・気合い
と記載があります。

プリンターがご自宅に無い場合は、コンビニのPDFプリントなどでも大丈夫です。

最後の「気合い」ですが、本当に根気よくやれば必ず完成しますので、あきらめずに初級から初めてみましょう。

JavaScript?HTML5?

JavaScriptもHTMLもインターネットを通してブラウザ上でWebサイトなどを表示する際に主に用いられるプログラミング言語、マークアップ言語です。
HTML5の数字の5は現在のHTMLのバージョンを指します。HTML自体はプログラミング言語というより文書をマークアップする言語という位置づけです。

例えば、ここはタイトル、ここは見出し、ここは段落、ここはリストなど文書の中身をHTMLタグという専用のタグを使って囲うことで意味づけを行います。

今回の学習のメインであるプログラミングはJavaScriptです。(※Javaという言語とは異なります。)
JavaScriptは人気のあるプログラミング言語で、多くのWebサイトで利用されています。

JavaScriptは単にWebサイトに機能を追加するだけでなく、今回のようなゲームの動作を制御するプログラムとしても活用できます。
micro:bitのプログラミングの際に使うMakeCodeというプログラミングソフトでは、ビジュアルプログラミングとJavaScriptを切り替えることもできる通り、とてもよく用いられるプログラミング言語です。

対象となるお子さん・必要な技能

提供されているプログラミングコードを一語一句間違えることなく入力しなければなりません。
そのため、論理的思考を学ぶというよりは実践的なプログラミングの入口となります。

すでにビジュアルプログラミングなどで基本的な考え方が理解できているお子さんが、ビジュアルプログラミングを実際のプログラミングコードに落とし込むことに興味がある場合はとても適していると思います。

また、キーボードを用いてプログラミングコードを入力していきますので、記号などを含めてタイピングができること、全角・半角の入力・違いをしっかり理解していることが必要となりますので、小学校高学年以上からが対象かなという印象です。

写経=書き写しの意味

まずは「習うより慣れよ」です。
実際に一字一句、間違えることなく入力することは意外と骨の折れる作業です。
プログラミングでは、不要なスペースが入ったり、ミスタイプ(1字違い)などでも動作しない場合が本当にたくさんあります。

私自身も、プログラミングの流れや論理的には正しいはずなのに動かない、なぜだろう、の理由がミスタイプであることもたくさんあります。

お子さんが、慣れない記号と英字でひとつづつ積み上げていくことは、大人が作業するより最初はずっと大変かもしれません。
でも、一通りコードを書ききった後で、思った通りに動いた瞬間の喜びも大きなものです。

必ず間違いを正すために試行錯誤、トライアンドエラーが何回も必要になります。
その中でコードを何度も見直すことで、プログラミングの作法を学習し、学びの基礎となります。

ご興味のあるお子さんは、「SEGA CHALLENGE!ぷよぷよプログラミング JavaScript & HTML5」に是非取り組んでみてください。

関連リンク

SEGA「ぷよぷよプログラミング」公式サイト:http://puyo.sega.jp/program_2020/
Monaca「ぷよぷよプログラミング」サポートページ:https://edu.monaca.io/puyo